こんにちは!学習塾マストの角脇です。
マストの英語の授業では、各クラスのレベルに応じて、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング(ディベートクラス)、英文法等をバランスよく取り入れてカリキュラムを組んでいます。

マストに入塾したばかりの生徒からは、以下のような質問を受けることがあります。
「文法ってどうやって勉強するんですか?」
「授業で教わったことは理解できるけれど、少しひねった問題を出されるとなかなか解けない」という悩みがある生徒が多いようです。
私は、2つの柱を大事にしようということをマスト生たちに伝えています。
一つは、「論理」の柱です。
文法問題を解いた後に、なぜその答えになるのか、なぜ他の選択肢は間違いなのかを確認することが重要です。
マストの授業では、演習した後に自分の考えを共有する時間をとるようにし、復習の際には「自分で解説してみる」ことを勧めています。
もう一つは、「音声」の柱です。
学習した英文を声に出して、よく使われる言い回しを音として頭に刷り込むことが重要です。
マスト生には、音読メーターを活用し、復習として「音読する」よう指導しています。
文法というルールに基づいて答えを導けるという論理の柱、言い回しとしてなんとなくわかるという音声の柱の両方が備わっていると盤石です。
例えば、以下の並べ替え問題を考えてみましょう。
その問題を解決するのがますます難しくなってきていると思った。*1語補う
We have found ( more / more / it / and / problem / difficult / solve / the ).
答えは以下のようになります。
We have found it more and more difficult to solve the problem.(toを補う)
論理の柱としては、find O C「OがCだと思う」という構文を使い、Oに形式目的語のitを置いて、その中身をto不定詞を用いて文末で述べる、ということが説明できるかどうかがポイントになります。
音声の柱としては、find it difficult to do ~「〜するのが難しいと思う」、more and more ~「ますます〜」といった表現が音として直感的に浮かぶかどうかがポイントになります。
例えば、以下のような英文をたくさん音読して頭に刷り込むことができていれば、この問題は瞬時に解くことができます。
I found it difficult to sleep.(なかなか眠れなかった。)
Traveling abroad is getting more and more popular.(海外旅行がますます人気になってきている。)
ただし、例えばthe more difficult problemというフレーズは音声としては自然ですが、そうすると与えられた日本語の意味に合わなくなる上、英文を完成させられなくなってしまいます。
したがって、音声の柱に頼るだけでなく、論理の柱を意識して考えることも必要です。
マストの夏期講習では、学習内容だけでなく、学習法についてもできるだけたくさんのことをお伝えしていきます。飛躍の夏にできるよう、ぜひお気軽にご参加ください!
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*高校3年生の新規入塾は6月末をもって締め切りとさせていただいております。
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